【荒地山】
・・・いかにも マニアックなお話で・・・
3/2 (日) 晴れ
目覚めると頭痛、喉痛、腰痛と 体中、痛いとこだらけ
なんだかもう、、、
数日前から、とっかえひっかえ薬を飲んでいたのだけれど
今日は最悪、、オマケに熱っぽい (−。−;
とにかく、亭主だけは送り出さねばと
8時の時報で、這い出して
顔洗っては 行けるかも?
紅茶 飲んでは 行けるかも?
と、根拠のない妄想にふけってみたり、、
もしもし
テレビでプッチーニやってますよん、これは見とかなアカンのちゃいます?
「ある 晴れた日ぃ〜♪」
ある晴れた日! それはまさしく 「今日」 でした。(^O^)/
・・・・・・・・・・・
アリ○ミンを一錠飲んで、芦屋川へ向かう電車内にて 今日のプランの最終?チェック。
前回、荒地山に行った時、次は「アレ!」と決めていました。
↓
あのチーズのような岩上で、寝そべりた〜い。
それが今日のささやかな目的でした。
もし元気なら、それからフクジュソウを見に行こう。
そのためには奥池まで、ぐるっと周らねばなりません、、、
とにかく!
体調が体調、、ですから、無理はせぬよう、寄り道せぬよう、迷わぬように、、
と
行動範囲は最少限度に!
それが「今日のルール」です。
しかしさすがに休日、、高座ノ滝、ロックガーデン、猪のヌタ場、と、もう人人人で溢れんばかり
やっと雑踏から抜け出して尾根には出れたもんの、暑いのなんのって!
、
だって かれこれ10時半。
いやそういうイミではなく、体の中が「火だるま」のよう、、熱があるんですよね。
ゼェゼェ はぁはぁ
息は荒いし 心拍数は上がってくるし
こんなんで よぉまぁ山なんかに
ったく無謀だった、、と 一息ついて、スカーフ剥いで 一枚脱いで、、ふぅ〜
「荒地山は こっちですか?」
「はぁ」
単独のオバサンでした。
「、、なら こっちはどこへ?」
(知りませんよ、そんなん私に聞かんとって、、見たら、ただの崖ですやん)
「先 行ってくださいな 私 鈍いので」
(イエイエ、、私 熱あるし 重病人だし、、荒地山まで行き着けるどうかさえ、、)
言おうとしてる自分が情けない
どうぞお先に、、
いーえ! しんどいんです私! 先 はい行って バシッ!
かくしてオバサンは追っ払えましたが m(_ _)m
虚しさだけが残ってしまい、、
その後オバサンは お知り合いの方に逢われ、話しこんではったので
今ぞとばかり横すり抜けて (^_^)/~
↑
おぉー 荒地山が見えてきた、近づいてきました!
荒地山といえば岩梯子
そう
あの名物、柱状の岩辺りから山上にかけては、岩また岩のオンパレード
※ |
ちょっと別世界ってムードです。
けど
今日のところは迷わずに
「ルール」に従い 目標ひとつ あの岩!
そう
あのチーズ岩
あのチーズに 寝そべりた〜い♪ トム&ジェリーのジェリーみたいに、、
うわーっ
ありましたぁ〜 \(^o^)/
※ |
信じられんけど
求めよさらば与えられ、、たようでございます。(笑)
もう気分最高!
(すいません 底抜けにマニアックで、、、)
そんな時に、携帯がなりました。
\(^◇^)/
誰?
あぁ しろくまさんですやんか。
昨日は雷のセイで引きこもり、、
”あぁ 今日みたいな日に山、行かないとね、、展望もきっと良いんでしょうねぇ”
アハハ そうだよ もう最高だよ!、、なーんてレスできんわな、、何て慰めよ、(−.−#
「だってぇ あーんな大きな岩を登って来たんだよぉ〜」
ふと
岩梯子を初めて登ったんかな 感激しまくってる女の子、、
うんうん そうよね
その子と感動を分かち合いつつ
岩上で、そよ吹く風に身をまかせ
そろそろヤバいと、放り込んできた、ポンカンを剥きながら
あぁ
こういうモンが美味しい季節になったんやねぇ〜 と、しみじみ、、
彼方には風吹岩や、キャッスルウォール
まだほとんど 冬枯れしてます
でも、すぐそこで、春の気配が聞こえてきそう。
岩盤浴シーズンも、もう終わり
花 追う日々が、来るんですよね。
私の風邪も
いつのまにやら、そよ風と共に去っていました。
\(~o~)/
※ | ※ |
かれこれお昼、、食欲はないんですが、、ポンカンしか食ってないし
とりあえず荒地山まで上がっていって
かなたには東おたふく山や六甲最高峰、すでに、春トキメキ色 しているような、、
気分はすっかり登りたーい! ダメーっ\(--;
せめて もうちょっと ちゃんと見せてぇ。
と
つい ちらりっと寄り道を(!) オイオイ!
風舞櫻にて |
この隠れ家的 ビューポイントは、
たしかに見晴らしはバツグンなんですが、、あまりにひっそりかんとしてるもんで、
お昼するには落ち着かず
やっぱりランチは黒岩か、、
と
と、またまた予定外にまわり道
この期に及んで反則ばっか
イエローカード 掟破り、ルール違反もいいとこだ
けど、こんな日に限って空いてますやん!
↓
※ |
だいぶ気分も落ち着きました。
そろそろできそうメールレス。
”お仕事ご苦労さん、展望ないよ黄砂がすごいわ、、もうすぐ下山します、” ←ほんまか(^^ゞ
即レス
”今日は仕事じゃなくて、友達と会ってます”
なんや遊びかい 心配して損した、、、、もしや見合い(゚.゚)? ガンバレー(^◇^)/~
風邪は去ったとはいえ、登りはやっぱりしんどいようです、、スタミナがありません。
芦有ゲートまでは下りですが、その先奥池へは ゆるりゆるりと登り返し
登山道は、見渡す限り茶色の世界、やっぱり枯れ野、、なんですねぇ。
テイカカズラ | ハンノキ |
奥池辺りは標高500mくらいでも 残雪があり、、まだ春 浅いのかなぁ
と
観音山で一息ついて、、明日は雨になる、、という空を見上げ
フクジュソウ、、咲いてくれているかしら、
鉄塔道を最短距離で下山して、、
鷲林寺から北山貯水池を抜け、北山緑化植物園まで一気呵成!
15時40分着
閉館16時は 相談室にも用事があると、、ギリギリセーフのタイム ですぅ〜(汗;
原種シクラメン、クロッカス、クリスマスローズ シナマンサク、、
手入れの行き届いた花壇には 今日も 花で満ちあふれ、、
ここだけなんだか春、、みたい。
その足で、フクジュソウへと飛んでいき、、
あぁ
園内の広場には、まだ多勢の人が寛いでます
けど、こじんまりしたこの一角には 誰も目をくれてません。
修理したてのカメラを出して、、
そっと
※ | ※ |
パラボラアンテナみたいに広げた花びらは、早春の光をただ一心に集めようとしています。
カメラに写った黄色の世界は
かつて歩いた鈴鹿の山のひとつひとつを彷彿させ、まもなく訪れる春を約束してくれているかのよう
そう
やがて遠い山にも、深い谷にも花が咲き、、春はやってくるのです。
春がこんなに待ち遠しい、、、
傍らにはセリバオウレンも咲いていて
こちらはまた一段と小さくて、、、ピントが上手く合いません、、
もぉ 合ってんのかボケてんのか、、、
なんか目ぇ〜が霞んでしまって よお〜分かりませんわ、ゼンゼン(^_^;
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往路 | 阪急塚口9:24→芦屋川9:42 |
行程 | 芦屋川→荒地山11:40→奥池→観音山14:15→北山緑化植物園→苦楽園口 |
復路 | 阪急苦楽園口16:39→塚口17:00 |